令和元年9月28日(土)、29日(日)の二日間をかけ「令和元年度 静岡県バレーボール指導者研修会」が静岡市の静岡県立科学技術高等学校において行われました。
講習は両日とも受講者70名(学生の受講生除く)を超える参加者のもと開催されました。
初日(9月28日[土])は株式会社明治の遠山様から選手に必要なトレーニング期・試合期の食事や練習後のリカバリーすべき栄養素などを、現在ワールドカップなどでも活躍しているトップレベル選手の食事などの画像を交え、分かりやすく説明頂きました。また、増田指導普及委員長、戸塚強化委員長、大川指導普及副委員長からはバレーボールの技術指導だけでなく、現在の静岡県内における指導の問題点、また部活動という学校単位での指導の問題点・解決策などを受講生自身が考える、または考えさせられる内容での講義をしていただきました。最後は小学生、中学校、高校、ヤングバレー、一般など各カテゴリーの指導者が混ざり、県内のバレーボール指導・スタイルの発展的ビジョンを話し合う『グループディスカッション』が行われ、たくさんの意見が出されました。
二日目(9月29日[日])は元全日本コーチでもあり、昨年度は全日本ジュニア女子の監督も務められた 安保 澄 氏 をお招きし実技中心の講義を頂きました。
実際に試合で通用するためのディフェンスシステム、更にそこからオフェンスへの一連の流れの中で選手がどう動くかまでを想定した練習、またトランジションアタック局面でのオフェンスシステムの構築など「一つ一つのスキルフォーム練習」だけでなく、選手が試合をイメージしやすい、また選手自身が課題を持って取り組める練習を説明いただき、指導者としてたいへん参考となる一日となりました。
記:広報部
<「バレーボール指導者の資質とは」: 増田指導普及委員長>
<「バレーボール選手の栄養・食事」: (株)明治 遠山 様>
<「運動部活動の在り方」: 戸塚強化委員長>
<「効率的・効果的な指導(生徒主体型)」: 大川指導普及副委員長>
<「本県が抱えるバレーボールの普及課題と強化策について」 グループディスカッションの様子>
< 安保 澄 氏による講義>
・基礎・基本技術(攻撃) 【サーブ、スパイク、攻撃的ブロック 等】
・基礎・基本技術(守備) 【レセプション、ディグ、守備的ブロック 等】