「危機管理マニュアル」と「暑さ対策」について
- 2025/6/30
- 県バレー関係者へ
本年度も6月中旬から真夏日となる日が多く、各地で熱中症にかかる方々が多数出ています。
スポーツ庁からも以下のように発表され、各競技団体において熱中症対策の処置を講ずるよう指示がありました。
令和6年度の夏の気温は、気象庁による1946 年の統計開始以降、西日本と沖縄・奄美では1位、東日本では1 位タイの高温となり、日本国内での熱中症による救急搬送人員数は97,578 人と、調査が開始された平成20 年以降で最も多くなりました(別紙)。
このような中、公益財団法人日本スポーツ協会が、2024 年2月に公認スポーツ指導者10,194名を対象に「スポーツ現場における熱中症予防に関する実態調査」を行った結果、以下のとおり、熱中症対策が十分に行われていないことが分かりました。
(参考)スポーツ現場における熱中症予防に関する実態調査のポイント
・「水分補給(98.9%)」はほとんどの指導者が実践しているが、「活動時間の変更(45.2%)」「身体冷却(44.9%)」「暑熱順化(22.0%)」は50%に満たない。・身体外部冷却の方法は、「頭部・頸部冷却(75.3%)」が多い一方、「手掌冷却(32.1%)」は少数。
・暑熱順化は、必要な期間は一般的に5日間を要するが、実施期間を「1〜2日(33.6%)」と回答した指導者の割合が最も多い。
・選手の健康チェックは、本来であれば毎日実施するべきだが、半数近い指導者が毎日は実施していない又は全く実施していない。
こうした実態を踏まえつつ、熱中症予防のため、「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」(JSPO)等を参考として適切な措置を講ずることが極めて重要です。
熱中症の発生は、身体が暑さに慣れていない時期に起こりやすいことも念頭に、下記のとおり、スポーツ関係者において御留意いただきたい点を示しますので、適切な措置を講ずるようお願いします。
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