「コーチ1」「コーチ2」 養成講習会が開催されました。
- 2022/8/23
- 指導者養成
(公財)日本スポーツ協会公認「コーチ1」「コーチ2」養成講習会(バレーボール専門科目)が、静岡産業大学藤枝キャンパスにて、開催されました。
「コーチ1」は、8月6日(土)、7日(日)、11日(祝)の3日間55名の受講生に絞り行われました。「コーチ2」は、8月13日(土)、14日(日)、20日(土)、21日(日)の4日間40名の受講生で開催されました。
講師は、(公財)日本バレーボール協会公認講師と(公財)日本スポーツ協会公認コーチ4(3)の資格を持つ本県の指導者養成委員6名が務め、「コーチ2」では特別講師2名もお招きしました。
委 員 長:増田直彦氏(FIVB公認コーチレベルⅢ、(公財)日本スポーツ協会公認コーチ4マスター)
副委員長:村本名史氏(常葉大学健康プロデュース学部准教授)
副委員長:大川和男氏(静岡県教育委員会社会教育課)
委 員:塚本博之氏(静岡産業大学経営学部教授、FIVB公認コーチレベルⅠ)
委 員:戸塚裕之氏(静岡県立沼津商業高校教諭)
主 事:鷲山麻由子氏(藤枝市立岡部中学校教諭)
特別講師:中村聡宏氏((一社)日本スポーツマンシップ協会会長)
特別講師:岩﨑由純氏((一財)日本ペップトーク普及委員会代表理事)
「コーチ1」では、『バレーボールの歴史や特性』『基礎技術』『ウォーミングアップやクーリングダウン』などをスライドや実技を交えてわかりやすく講義し、バレーボール指導中の事故などにも迅速対応するために、『CPR(一次救命処置)の実技』『AEDの操作法』『熱中症のメカニズムや対処法』など指導者として必要なスキルを身に付けました。最終日の午後には実技試験と学科試験が行われました。
「コーチ2」では、中村氏に『バレーボールを通して⼀⽣愉しみ(楽しみではなく、あえて愉しみを使う)抜く⼒を養うために』というテーマで「スポーツマンシップ」について、深くお話しいただきました。
岩﨑氏には、体罰やハラスメントとは対極にある、『短くて、分かりやすくて、肯定的な⾔葉を使い、人の魂を揺さぶり、その気にさせるペップトーク』について熱く語っていただきました。
お二人の講師には台風の中、新幹線の運行状況を気にしながら、東京・新横浜から駆け付けていただきました。翌14日には、お二人の講義内容について、少人数グループに分かれ、活発なディスカッションが交わされました。
そのほか、『ゲームマネジメント』『発達段階に応じた指導法』『フィジカルトレーニング』『フォーメーション応用』『ゲーム分析法』などについて、パソコンやタブレットを使って、実践的な講義が行われました。最終日は実技試験と学科試験が行われました。
「コーチ2」養成講習会は、全国でも静岡県だけの開催ということで、北は岩手県から南は山口県まで、県外16の都府県からの参加者があり、お帰りの際には、『静岡県バレーボール協会の講習会のレベルの高さに驚いた。また静岡県での講習会・研修会に参加したい』との感想を多くの方からいただきました。
<グループディスカッション>
<コロナ禍のCPR>
<トレーニング実習>
<岩﨑氏のペップトーク講習>
<実技試験>